WiFiの利用で注意しておきたいたいのがセキュリティです。
WiFiは有線接続よりもハッキングの危険性が高いと言われています。
そこでWiFiで最低限設定しておきたいセキュリティについて紹介します。
今回は僕が使っているWiMAX2+のWX03の管理画面を使って紹介しますが、どのWiFiでもセキュリティ設定は同じようにできると思いますので、普段使っているWiFiのセキュリティ設定も見直してみて下さい。
ファームウェアを最新バージョンにする
ファームウェアは本体の制御を行うためのソフトウェアプログラムです。
問題点の修正や機能の追加があった時にファームウェアが更新されます。
古いファームウェアのままだと問題点が修正されていないものを使い続けることになります。
iOSが更新されたらアップデートするのと同じイメージです。
- メンテナンスのファームウェア更新を選択
- オンラインバージョンアップにチェックし確認/更新ボタンを押す
- 最新バージョンへ更新ボタンを押す
暗号化モード接続する
暗号化モードは、現在もっとも信頼性の高いセキュリティであるWPA2-PSK(AES)を選択しておきましょう。
暗号化キー(パスワード)もなるべく複雑なものにしておきます。
パスワードを入力するのは一度目の接続時だけなので複雑なパスワードを設定していても、あとあと面倒になることはありません。
- 無線LAN設定を選択
- 中央にある暗号化の欄で
- 暗号化モード「WPA2-PSK(AES)」を選択
- WPA暗号化キー(PSK)に複雑な暗号化キーを入力
- 設定ボタンを押す
ステルスモードでSSIDを隠蔽する
公共の場でWiFi設定を見るとたくさんのSSIDが一覧となって表示されますが、ステルスモードにするとその一覧にSSIDが表示されなくなります。
ステルスモードでSSID(アクセスポイントを識別するための名前)を隠し、SSIDを知っている人だけが接続出来るようにします。
- 無線LAN設定を選択
- 無線LAN端末(子機)の接続制限まで移動
- ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)の使用するにチェックを付けて設定ボタンを押す
MACアドレスフィルタリングで指定機器以外の接続を拒否
MACアドレスは機器を特定する番号です。
メールアドレスや住所のような扱いで基本的には重複することのない番号です。
MACアドレスフィルタリング機能では接続させる番号を設定し、それ以外の番号の機器からは接続拒否する設定です。
MACアドレスはiPhoneであれば設定アプリのメニューの一般>情報から確認出来ます。
Wi-Fiアドレスと書いてあるのがMACアドレスになります。
- 無線LAN設定を選択
- 無線LAN端末(子機)の接続制限まで移動
- MACアドレスフィルタリング機能の使用するにチェックを付けて設定ボタンを押す
- 無線LAN設定のMACアドレスフィルタリングを選択
- MACアドレスフィルタリング-エントリ一覧で追加ボタンを押す
- 接続を許可するMACアドレスエントリ追加でMACアドレスを入力しで設定ボタンを押す
DHCPクライアントのIPアドレス割当数を制限
接続する機器の台数分だけIPアドレスを割り当てるように設定します。
割当数の数しか接続できないようにします。
- 詳細設定のLAN側設定を選択
- DHCPサーバ欄まで移動
- 割当数に使う機器の数を入力して設定ボタンを押す
まとめ:WiFiのセキュリティはおまじない的にも最低限は設定しておこう
今回紹介したWiFI設定をしても当然セキュリティ上、絶対安心であるとは言えません。
パソコンにウィルスソフトを入れていてもウィルスに感染する危険はなくならないのと同じです。
世の中にはセキュリティを突破してくるすごい人がたくさんいますから(笑)
でも、リスクが少しでも下がるなら設定しておいて損はないと思います。
設定も超簡単に出来ますので是非WiFiの設定を見直してみてください。
WIFiのセキュリティについてわかりやすくまとめたサイトも一緒にご覧いただくと、セキュリティ設定をする意味についてより分かると思います。
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