
こんなの当たり前だと思いませんか?自分が弱い人間だとか思う必要なし。
新しいことにチャレンジするのに勇気が出ないなんて普通だと思います。
当記事では、それでも勇気を出して現状を変えたい人(転職したい人)が考えるべきことをまとめました。
転職する勇気が出せずに悩んでいる人が「少し気持ちが楽になる」「少し勇気が湧いてくる」役に立てば幸いです。
転職する勇気が出ない原因
勇気がでない原因は何なのでしょうか?まずはその原因を確認します。
- 失敗への恐怖
- 自分に自信がない
1.失敗への恐怖
何かに挑戦する時に勇気が出ないのは「失敗への恐れ」があるからです。
「よし!転職して自分や家族の生活を変えてやる!」と意気込んでも、どうしても「失敗したら?」という可能性を考えてしまいます。
当たり前ですよね。思い通り完璧に成功させられる人なんて少ないですし、そもそもそんな人は最初から勇気が出ないことに悩まないです。
挑戦には必ずリスクが伴うので失敗を考えるのは自然なことです。
- 転職先が見つからないかもしれない
- 転職先がブラック企業だったらどうしよう
- 給料が下がるかもしれない
- 上司や同僚とそりが合わないかもしれない
失敗のリスクが頭をよぎって、踏み出す勇気が出ません。
「失敗の可能性>成功」になると、恐怖から現状に留まる選択を取ります。
でも、リスクを考えるのは悪いことではないです。考えたリスクを1つずつ潰していけばいいのですから。
2.自分に自信がない
自分に自信がないと失敗の恐怖が増してきます。そして、だんだんと恐怖が増えてきて勇気が出なくなります。
自分に自信がない
⇩
恐怖が増す
⇩
勇気が出ない
過去を振り返って、以下のような自信が持てないことがあったらなおさらです。
- 高い学歴をもっていない
- 資格がない
- スキルに自信がない
- 評価されるような実績がない
- コミュニケーション能力が低い
自信は、過去の経験や成功から湧いてくるものですが、経験や成功が少ないと自信が持てなくなってきます。
ですが、残念ながら過去については変えることができません。
自信を付ける方法としては、小さなことから少しずつ成功体験を積み重ねていく方法がありますね。
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転職する勇気を出す方法
転職する勇気を出すにはどうすればよいのか?その方法について紹介します。
- 周りに公言してあえてプレッシャーをかける
- 完璧を求めない
- 過去や未来ではなく今を考えてみる
1.周りに公言してあえてプレッシャーをかける
スポーツ選手とかがよく使っていますよね。有名なところだとサッカーの本田圭佑選手でしょうか。
目標を声を出して周りに発信することで、「やるしかない」「自分はやるんだ」と鼓舞します。
公言して自分を追い込み、勇気を出して踏み出さぜるを得ない状況にしてしまうのですね。
少々荒業ですが「言ったからにはやらないとかっこ悪い」という状況を作ってしまうのも手です。
2.完璧を求めない
完璧を求めるとしんどいです。そもそも、すべて完璧に出来てしまう人なんて少ないですしね。
実現したいことリストを書きだし、その中で優先順位を付け、最悪捨ててもよいことを考えると良いです。
- とにかく稼ぎたい
- 休日に家族とゆっくり過ごしたい
- 通勤時間を減らしたい
- 残業を減らしたい
- 仕事でため息をつきたくない
- 人間関係で消耗したくない
- 毎日、家族と夕食を食べたい
- 好きな仕事がしたい
- スキルを活かしたい
上記すべてを実現できれば完璧ですよね。でも、これをすべて実現するのはなかなかハードルが高いです。
なので、自分でハードルを下げてしまえばよいです。
「捨てるものは捨て、譲れないものだけは叶える」ように考えます。
そうするとハードルが低くなり「これくらいなら自分でも出来そうだな」と感じ、気が楽になり行動する勇気が湧いてきます。
完璧を目指さず、少しの前進を目標にすることを考えてみてはいかがでしょうか。
3.過去や未来ではなく今を考えてみる
過去の失敗や後悔したこと、未来の考えても分からない(答えのない)不安を考えるのではなく、とにかく今どうしたいかどうなりたいかを考えてみると行動しやすくなります。
未来の不安は絶対に消えません。すべて自分の思い通りに事が進む確信がある人なら不安もないでしょうが、そんなのごく一部の選ばれた人だけです。
そんな人はそもそも勇気が出ずに悩んだりしませんよね。
人は当然、失敗もしますし、思い通りにはいきません。考えても考えても不安はなくならないです。
先の不明確な不安ばかりを考えていたら勇気も出ませんし、アクションできません。
失敗したくないという不安から自己防衛するために、今の場所に留まるのが当たり前の行動です。大半の人は、未知の行動は怖いですよ。
そんな時は「たった今どうしたいか、どうなりたいか」を素直に優先してあげると、自然と勇気が湧いてきて行動に移せるかもしれません。
悩んだまま時間が経っても結局悩んだまま
悩んだまま時間だけが経っても何も解決してないので、また悩みます。
悩みのループから抜け出すことができません。
妥協・我慢
何も解決せず悩んだまま
行動を回避・先延ばしすると一時だけは安堵することができます。行動への恐怖から逃げることで、恐怖がなくなるからですね。
でも、悩みは解決はしていないので、また時間が経つと同じように悩んでしまいます。
遅い思った時は遅れている → 手遅れの危険も考える
いざ行動しようと思った時には、すでに手遅れになっていることは考えておく必要があります。
せっかく勇気を出して行動を決意しても、時すでに遅し(年齢・業界動向などの要因)で、「手遅れだった」という危険があります。
どうせ行動するなら早いに越したことはないということですね。
もちろん、実績やスキルをあげて市場価値が上がるのを待つという選択肢もあります。
でも、そんな風に考えられる人は、勇気がでないから行動しない人ではなく、初めから先を見越して戦略的に行動している人が大半ではないでしょうか。
遅いと思った時には、本当に遅れていて、すでに手遅れになっている可能性があることを理解しておく必要があります。
勇気を出してくれる名言
迷った時に背中を押してくれるのは偉人の名言です。
筆者がグッときた名言を少し紹介します。
日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである。
どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、最低なのである。
本田総一郎(輸送用機器メーカー本田技研工業(通称:ホンダ)の創業者) Wikipedia
壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
イチロー(本名:鈴木 一朗〈すずき いちろう〉、1973年10月22日) Wikipedia
名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。
財産を失ってもまたつくればよい。
しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。
ゲーテ(ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家) Wikipedia
成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに
一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。
羽生善治(日本の将棋棋士。永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の称号資格保持者)Wikipedia
転職するべきかの判断に利用するのが転職エージェント
勇気が出ずに「もやもやとした時間が過ぎているだけ」だったり「転職サイトを眺めているだけ」なら、転職エージェントに相談してみるのも手です。
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勇気が出ない原因は以下ですが
- 失敗への恐怖
- 自信がない
転職エージェントは「あなたのスキルや実績の棚卸」から「目指せる会社のランク」までじっくり話してくれるので、失敗の恐怖が「考えすぎ」なのか「転職しない方がいいのか」の判断に使えます。
失敗の定義は人それぞれです(以下)
- 給与が下がる
- 激務になる
- 仕事がつまらなくなる
もし、転職エージェントに相談するなら、あなたが絶対に失敗しなくないポイントを絞ってから相談するのがオススメです。
完璧を目指すと少しの失敗が恐怖になって行動する勇気がでなくなりますからね。
そして、転職エージェントはあなたが転職成功するために、あなたのいいところを引き出してくれるので、自信も湧いてきます。
「勇気が出ない原因がはっきりしている人」「ぼんやりとした恐怖や不安で勇気が出ない人」どちらの場合でも相談して損はないです。
でも、エージェントに相談したからといって、無理に転職活動を開始する必要はないです。
さいごに勇気を出して転職を決断するしないを決めるのはあなた自信です。
まとめ:手遅れになる前に一歩踏み出す勇気を
誰だって悩んで悩んで勇気が出ないことはあります。
「でも行動しないと何も変わらない」そんな時に筆者もたまに見る有名なモチベーションアップ(勇気も出る)動画。
「なんか出来そう」「やらないのは甘え」、ケツを叩いてくれるので個人的に好きな動画です笑
凹んだ時にもオススメです。
1人で悩んでも解決できない場合は友人や家族、プロに相談するのもありです。
プロはあなたの良いところを探して誉めてくれるので、「自分にも出来るかも」と勇気も湧いてきます。
でも、焦って行動して「勇気」と「無謀」をはき違えて、後悔することだけは避けてくださいね。
そのためには「悩みが深くなる前」「少し余裕がある状態」「手遅れになる前」に勇気を持つのが大事ですね。
手遅れになる前に、勇気を出して行動した人から順に変わっていきますよね。