テックキャンプのエンジニア転職コース(フリーランス志望)を卒業された方の体験談を紹介します。
旧:テックエキスパートの副業•フリーランスコース
体験談はクラウドソーシングサービスで募集し、寄稿いただきました。
テックキャンプを卒業された方のリアルな体験談ですので、プログラミングスクールを検討している方の参考になるはずです。
テックキャンプ(旧テックエキスパート)のフリーランスコース体験記
テックキャンプに入ろうと思った理由・きっかけ
新卒で就職したビジネスホテルで体調不良
私は、新卒でビジネスホテルに勤務しました。
入社時は、夜勤は大したことないと思っていました。
しかし、1年半ほど働くと夜勤が体にとってかなり負担になっていることに気がつきました。
週の半分以上、休憩室で約1時間30分の仮眠を取り、朝家に帰って寝るという生活を続けていました。
体重は5kgくらい減りました。自分の健康が第一優先と考えたため、退職を決意しました。
新卒で入社した会社を退職後、家にいる時間が増えました。
偶然テックキャンプのマコなり社長の動画を発見
ある日、何気なくYoutubeを見ていて、マコなり社長 (テックキャンプの社長)の動画を発見しました 。
内容が面白く何度も見ているうちに、テックキャンプに興味を持ちました。
テックキャンプからのメールもきっかけでした。
ホームページから資料請求すると、毎週メールが届きました。
Youtubeを見たり、メールを読むうちに、場所と時間に縛られずに働けるエンジニアという職業に興味を持ちました。
無料体験に足を運び、すぐに申し込みました。
カリキュラム(暗記より実践メイン)
スキルとしては
- HTML
- CSS
- Ruby
- Ruby on Rails
- javascript
- jQuery
- Github
- AWS
などを学びました。
暗記をするのではなく、アプリケーションを作りながら学んでいきます。
70日間、1日約10時間の学習量が必要なカリキュラム内容となっています。
内容は、基礎、応用、チーム開発に分かれています。
まず基礎と応用の期間は、カリキュラムに沿って学習します。
その後、チーム開発に移りますが、チーム開発に必要な知識もカリキュラムに書いてあるので安心です。
カリキュラムは随時アップデートされており、非常に分かりやすい文章で書かれていました。
チーム開発では、3人ほどのチームを組んで、1つのWebアプリケーションを作っていきます。
「この機能を実装するには、どうすればいいか」ということを調べながら進めていきます。
カリキュラムを復習することもあれば、Googleで検索して記事を参考にすることもあります。
エラーが起これば、チーム内で相談することもあります。

分からないところは、メンターにすぐに質問できる環境です。基礎期間は、教室にいるメンターに質問できます。
応用期間は、ビデオ通話で質問できます。応用期間に入ってから質問の形式が変わる理由は、エンジニアに必要な仮説・検証能力を身に付けるためです。
ビデオ通話は、専用の用紙を記入してから通話リクエストを出します。
学習スケジュール
最初の数週間で、HTML / CSS / Ruby の基礎を学習しました。
基礎テストに合格したら、応用カリキュラムに入り、
- Ruby on Rails
- javascript
- jQuery
- AWS
- Github
- セキュリティに関する知識
などを学びました。
応用カリキュラムでは、作成したWebアプリケーションをメンターに合否判定してもらいます。
合格をもらったら、これまで学んだ知識を活かして個人でWebアプリケーションを作成します。
自分で作ったアプリケーションをお披露目する発表会もあります。
発表会で発表した後、スクラム形式のアジャイル開発に進みます。アジャイル開発では、1週間ごとにミーティングを実施します。

チーム開発では、チームメンバーや関係者の意見を調整しながらアプリケーション開発を進めます。
開発期間は約3週間です。
その後は、発表会にて発表し、発表後に卒業となります。

卒業後は、就職コースとフリーランスコースに分かれます。
両方とも、テックキャンプで作成した実績をアピールしながら、仕事を獲得していきます。
テックキャンプで自走力が身に付いた
作りたいものに向かって、検索して必要な情報を集めたり、ビデオ通話でメンターの人に質問することで、自走力が身につきました。
自走力とは、問題に対して自分で仮説を立てて実行し、検証するという能力のことです。

また、1つのWebアプリケーションを作成してからインターネット上に公開するまでの流れを一通り学ぶことができました。
独学ではなかなか得られない体験だと思います。今後のエンジニアのキャリアに活きてくるでしょう。
そして、テックキャンプには決めごとがあります。
- 学習面以外の自己管理力も身につきました。朝11:00から5分間の瞑想を行った後、その日やるべきことを紙に書き出し、他の受講生と会話をする
- その日の18:00からストレッチをし、その日学んだことを紙に書き出し、他の受講生に対してアウトプットをする
- コミュニケーションツールのSlackで、受講開始時にチームを組んだグループに共有するフォーマットを記入する
- 分からないことに直面したら、仮説と自力で調べた内容をフォーマットに記入してからメンターに質問する
以上のことが決められています。
モチベーションの維持、学習効率の向上に繋がりました。

反強制でも、やりきることで、それが自分のルーティーン・基盤になります。
テックキャンプでの失敗談・苦しかったこと
カリキュラムのボリュームが多く付いていくのに必死、プレッシャーもあった
カリキュラムが1日約10時間かけて終わらせることの出来る量なので、最初は付いていくのに必死でした。
しかし、必要なことを学んでいる感覚があり、学習を継続することができました。
また、進捗管理表があり、チーム内で進捗度が可視化されていました。
100%に達していないとプレッシャーに感じていました。
しかし、そのプレッシャーがあるからこそ、学習を継続できる事が出来ました。

独学だと諦めてしまう方には良い環境かもしれません。
javascriptで挫折しそうになったが、自分で考えて乗り切れた
また、javascriptを用いた実装は複雑で、挫折しそうになりました。
これは、分からないことを明確にした上で、一旦は自分で仮説を立てて、検索し、それでも分からなかったらビデオ通話でメンターに質問することで徐々に解決しました。
メンターの人は、答えをそのまま教えてくれるわけではなく、こちらに気づきを与えてくれる教え方をされました。
すぐに解決するわけではないことで辛く感じることもありましたが、その方法で結果的に自分の力がついたと思います。

「まずは自分で考えてみる」習慣は実際の開発現場でも活かされるはずです。
ライフスタイルの変化
ライフスタイルの変化は苦しかったです。3段階の変化が訪れました。
まずは、最初の1週間。1日10時間新しい環境で、パソコンに向かうわけですから、なかなかハードでした。
テックキャンプはライザップと例えられているのは、そのためです。
そして、応用カリキュラムに入った時は、質問形式がビデオ通話に変わったため、これまで以上に質問内容を明確にする必要がありました。
最後に、チーム開発。これまで、1人で作業していたのが、複数人になると意思疎通の面で難しいことが多々ありました。
チーム開発のコミュニケーションに慣れるのに時間がかかった
人によるとは思いますが、私はチーム内でのコミュニケーションに慣れるまでに時間がかかりました。
しかし、コミュニケーションは仕事をする上で必須なので、それが磨けたというのはいい経験でした。

卒業後はいったん就職の道へ
卒業後は、主に、就職活動をする人と、フリーランスで案件獲得を目指す人に分かれます。
プログラミングスキルを生かして起業する人や、現職を続けるという人もいます。
私は、フリーランスコースを卒業しました。エンジニアが集まるイベントに参加する、技術的なブログを書く、Web制作会社に営業をかけるなどをしています。
週1回ライフコーチと面談が設定されていて、1週間の活動・学習報告をします。
ライフコーチとは、受講生の生活面をサポートしてくれる役割の人です。技術的なサポートをしてくれるメンターとは別に存在しています。

カリキュラム上では、Webアプリケーションのフロントエンド(見た目の部分)とバックエンド(裏側の部分)を両方学べるため、どちらの求人に応募するかは、好みによって分かれます。
私は、画面を動かすのに興味があるため、フロントの案件を中心に営業活動を行なっています。
テックキャンプではRuby on Railsを用いて開発を行いました。しかし、私の住んでいる名古屋市近辺では、Ruby on Railsの案件が少ないです。
東京に行けばたくさんありますが。。。
私は、地元で暮らしていきたいと考えているため、HTML / CSS / jQueryなどの経験が活かせるWeb制作会社に就職をしたいと考えています。
フリーランスコースを卒業しましたが、一度就職をすることに決めました。

私は、「以前からフリーランス活動を一度やってみて、就職したかったら就職活動を始める」ということをライフコーチの人に伝えていました。
おそらく教室ごとにコース変更の対応方法が異なります。
無料カウンセリングをやっているので、気になる方は足を運んでみるのがいいと思います。

目指す姿が分からない場合は、無料カウンセリングで相談してみましょう。
まとめ
プログラミングにスクールを通う前と後では、学習の仕方が大きく変わりました。
自走力が身に付いたためです。
例えば、同じプログラミング教材を行うにしても、通う前と後では、理解度が全然異なります。
ただし、ただスクールに通ったからといって必ず就職できたり、フリーランスの場合は案件獲得できるわけではありません。
自分がどうなりたいのかをいつでも話せるようにしておく事が、仕事獲得のための近道かと思います。
それと、仕事を獲得するには、スクールを卒業した後も継続して学習を続ける必要があります。
同時に、案件獲得活動や就職活動を進めていきます。大変そうに聞こえますが、スクールで身につけた技術は裏切らないです。
スクール卒業後は、自分の理想の働き方を目指して日々行動していくことが重要です。
さいごに、卒業後も受講生時代の仲間とは、たまに連絡を取り合ってます。
チーム開発では、毎日同じメンバーと1日約10時間一緒にいたので、自然と仲良くなりました。
仲間と一緒にプログラミングを学習できるのは、プログラミングスクールの大きなメリットですね。
フリーランスを目指すにしても、一度就職するべき
テックキャンプ エンジニア転職コースのフリーランス希望の方の貴重な体験談を紹介しました。
ライザップと例えられるほどのなかなかハードなカリキュラムをやり切って「スキル・自走力」を身に付けられました。
ですが、卒業後の進路として第一希望であった「東京以外でのフリーランス」は案件が少なく、一度、開発会社に就職する道を選択されました。
個人的にもいきなりフリーランスを目指すのではなく、開発会社に就職して「経験」「スキル」「業界知識」等を身に付けてからフリーランスを検討しても遅くないと思います。
テックキャンプの転職コースの転職成功率は99%以上
実際、開発会社で経験があったエンジニアの方が、案件は見つかりやすいですし、単価も上げやすいです。
会社で経験を積むことが、逆に理想の働き方への近道になるかもしれません。
貴重な体験談の投稿ありがとうございました。
テックキャンプの公式サイトでも、フリーランスエンジニアになる前に一度就職することをおすすめしていました。
一度就職して実績を積んだ方がフリーランスエンジニアへの近道になりますね。
テックキャンプ エンジニア転職の無料カウンセリングについて
- エンジニアに興味はあるけど、どうすれば良いか分からない
- エンジニアに向いているのか分からない
- 何を質問すればいいかも決まってないけど、相談できるならしてみたい
- 30代後半だけどITエンジニアに転職できるのかな

プログラミングスクールやIT転職に興味はあるけど、どうすれば良いか分からない・不安があるという方は、無料カウンセリングに気軽に相談してみましょう。
カウンセリングって聞こえはいいけど「どうせ強引に勧誘されるんじゃないの?」と疑いたくなります。
ですが、テックキャンプではその心配はいりません。
公式サイトでも明言されていますし、口コミでも無理な勧誘をされたという情報はありませんでした。
無料カウンセリングを受けると特典がもらえるので、特典目当てで相談してみても良いでしょう。

無料カウンセリング特典
無料カウンセリングで無理な勧誘はありません。
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