
このような悩みを抱えている方向けに
- 独学のメリット・デメリット
- プログラミングスクールのメリット・デメリット
- 選ぶときのポイント
を紹介します。
結論としては
結論
- とりあえず独学
- プログラミングスクールに通う人もまず独学
このような結論になる理由を解説していきます。
プログラミング独学のメリットとデメリット
自分で学習の手間暇をかける必要がある分、費用が安く済むというのが独学です。
独学のメリット・デメリットを深掘りしてみます。
独学のメリット
費用が安く済む
今は、欲しい情報はインターネットでほとんど手に入ります。
無料のプログラミング学習サイト・Youtubeのプログラミング解説動画が充実しています。
また、少しお金を出してテキストを購入すればほとんど費用をかけずに学習することができます。
時間や場所にとらわれない
独学は、好きな時間・好きな場所で自由に学習できます。
やりたくない日はやらなくてもいいですし、ノッている時はとことん学習できます。
また、スクールに通う時間も必要ないので、学習以外の余分な時間を使わなくて済むところがうれしいです。
自分でカスタマイズできる
決まったカリキュラムはないので、自分が読みやすいテキスト、扱いやすいサイトを組み合わせて自分だけのオリジナル学習をおこなうことができます。
情報収集がうまい人や自己管理が得意な人は、自由に学習できる独学に向いています。
独学のデメリット
孤独
独学は孤独です...
身近に同じ目的を持った仲間がいると、相談できたり質問できたりしますが、独学だと仲間を見つけるのが難しいです。
課題をクリアしても苦手な分野を克服しても、すべて自分だけの出来事で誰もホメめてくれません。
独学が孤独だなあと感じる人は、TwitterなどSNSを活用して、相談してみたり仲間を見つけたり学習の進捗報告をしてみるといいかもしれません。
挫折しやすい
独学の一番のデメリットは挫折しやすいことです。
挫折するポイントとしては
- 明確な目標や目的がなくダラダラ続けている
- エラーが出て解決できないとそこで止めてしまう
- 自分で情報収集して解決していくことに慣れていない
- 管理されないとナマケてします
などがあります。
せっかく始めた独学を、途中で辞めてしまうのはもったいないですね。
スキルが身に付いたと錯覚してしまう
プログラミングはどれだけアウトプット(開発・制作)できるかが重要です。
テキスト学習でインプットしただけでは、残念ながらプログラミングスキルを習得したとは言えません。
テキストを理解したからプログラミングスキルが身に付いたというのは錯覚です。
簡単なモノでいいので、実際に開発してみると、自分のスキルがどれほどかを確認できます。
プログラミングスクールのメリットとデメリット
時間をかけずに目的を達成できるようにサポートしてくれる分、費用がかかるのがプログラミングスクールです。
プログラミングスクールのメリット・デメリットを深掘りしてみます。
プログラミングスクールのメリット
学習サポートしてくれる
現役のエンジニアに分からない所を質問して個別指導が受けれたり、学習スケジュールを管理してくれたり。
独学では挫折してしまいがちなポイントも、周りからのサポートを受けてクリアしていけます。
困った時に助けてくれて、管理までしてくれる環境は、安心感があります。
仲間がいる
プログラミングスクールに通うと、同じ目的をもった仲間と出会えます。
仲間がすぐ近くにいることのメリットは以下になります。
- 同じレベル・目的を持った者同士ならではの悩み相談ができる
- 卒業後も付き合える仲間ができる
- 仲間と教えあえる
- 仲間に先を越される→焦りが生まれる→焦りが刺激になって気合いが入る
仲間がいるメリットは意外と多いです。
最短で就職できる
プログラミングスクールでは、就職するために必要なスキルを寄り道せずに学べます。
実践ではあまり使わない重要でない分野は時間をかけずに、実践で役に立つスキルに焦点を当てて学習できます。
最短で就職したい人は、プログラミングスクールを選ぶとよいです。
プログラミングスクールのデメリット
費用が掛かる
当たり前ですが…プログラミングスクールは費用が掛かります。
独学とプログラミングスクールの費用を比較するとかなりの差になります。
ですが、就職や転職を考えている人は、就職成功すると受講料が全額返金される「就職/転職保証付きのプログラミングスクール」を選ぶと費用の問題は解決できます。
すぐに就職/転職を考えておらず、とりあえずプログラミングスキルを身に付けるのが目的の場合は、独学よりも高額な費用が掛かってしまいます。
時間に限りがある
受講期間に限りがあるので、いつまでも学習できるわけではありません。
受講期間のない月額制の通い放題のスクールもありますが、その分費用がどんどん掛かってしまいます。
プログラミングスクールは、限られた時間で成果を出さなくてはなりません。
当たりハズレがある
プログラミングスクールは需要が多いので、最近はかなり乱立してきました。
残念ですが、数が増えてくるとどうしてもハズレのスクールもでてきます。
プログラミングスクールを選ぶ際は、目的・費用・サポート体制などを慎重に吟味して、ハズレを選ばないように注意しなければなりません。
とりあえず独学してみるのがおすすめ
プログラミングスクールに通うと決めている人も、少しでいいのでまずは独学してみることをおすすめします。
理由としては3つあります。
プログラミングの「基礎のき」は独学可能
プログラミング学習に限ったことではないですが、基礎は独学でも十分身に付けられます。
プログラミングの基本構文(条件分岐のif文や繰り返しのfor文)なんかは独学でも理解できると思います。
基礎の習得は、参考書を買って読むのもいいですが、無料のプログラミング学習サイトやYoutubeなど有益な情報を得られる環境が充実しているので、それらを使うのがおすすめです。
独学でもアプリ開発やサービス自作までできる人もいる
独学だけでもアプリ開発やWebサービス制作は可能です。
無料サイトやテキストで基礎が身に付いたら、簡単なモノでいいのでアプリやサービスを開発してみましょう。
プログラミングのスキルを伸ばすのに一番効果があるのは「自作」です。
インプットしたらどんどんアウトプットしてスキルを強固なものにしていきましょう。
独学だけでも自作アプリの開発まで出来てしまう人はいます。
自分にはムリだと決めつけずに、試してみる価値はあります。
プログラミングスクールに通う場合も基礎が分かっていた方が効率的
基礎ができている場合、スクールでは独学で分からなかったところに絞って質問できます。
限られた受講期間をムダなく有効に使えます。
当たり前ですが、スタート地点が0の人と20の人が同じ時間走ったら20の人の方が遠くまで行けます。
プログラミングスクールに通う人も、通うまでに時間があるなら独学しておいた方がよいです。
そうするとプログラミングスクールで、良いスタートダッシュが切れます。
まとめ
まずは無料サイトやテキストを使って「プログラミングってどんなもの?」と知るだけでもいいので独学してみてください。
そのあとに、自分の目的と目的達成までに使える時間などを考慮して、独学を続けるかプログラミングスクールに通うか検討するとよいでしょう。
でも、独学をしたいけど何から手を付ければいいか分からない人もいると思います。
そのような人向けに、オンラインで手軽に無料でプログラミング学習ができるおすすめサイトを紹介しておきます。
どれも無料で利用できるので、有効活用していただければ幸いです。
無料の学習サイト
- Progate ※ブラウザ上でコードを書きながら学習できる無料のプログラミング学習サイトです。
- ドットインストール ※一番メジャーなプログラミング学習サイトです。コードを書く機能はありません。
- TechAcademy ※大手オンラインプログラミングスクールを1週間完全無料で体験できます。