当記事では簿記の模試を受けるメリットやおすすめ模試を紹介します。
模試は復習としても使えますし、本番演習としても使えます。
模試を受けるデメリットはありません。積極的に模試を受けていきましょう。
それでは模試を受けるメリットとおすすめの無料/有料模試をまとめておきます。
模試を受ける3つのメリット
それではまずメリットから紹介します。メリットは大きく3つあります。
本番の演習ができる
本番試験と同じ条件で問題を解く機会は、作ろうと思っていてもなかなか作れないと思います。
自宅でやろうと思って始めても、SNSを見たりして途中で飽きて止めてしまう人も多いんじゃないかと思います。
でも、模試に行くともう「やるしかない」です。
普段の自主学習の中ではなかなか作ることのできない本番演習ができます。
また、本番の試験では「第1問を15分で解いて次に第4問を解く」と時間配分などを決めて(シミュレーションして)臨むと思います。
模試ではそういったシミュレーションを試すことができます。本番の予行演習になります。
試験の雰囲気に慣れ、本番でも実力を発揮しやすくなる
試験では周りから鉛筆の音や電卓の音がパチパチと聞こえてきます。意外と電卓の音が気になる人もいるようです。
特に独学で勉強してきた人は、周りの電卓音は聞き慣れていないので。
でも、一回でも試験の雰囲気を経験しておくと、本番でも落ち着いて試験に集中できるはずです。
一回雰囲気を感じておくのと、ぶっつけ本番とでは違いは出るでしょう。
特に試験などで緊張してしまうタイプの人は絶対に受けておきましょう。緊張も慣れ(試験の場数)で緩和できます。
現在の実力(苦手・得意分野)が分かり、試験までの過ごし方が分かる
完璧に解けた人は安心して本番までの時間も今まで通りの勉強方で過ごせます。
問題が解けなかった人は間違えたところを必ず正解にできるようにもっていきましょう。
また、分かっていると思っていた問題でも模試で間違えたら、そこは苦手問題としてとらえましょう。
間違えたのはケアレスミスではなく、理解していないから間違えたと反省し復習することで、本番では同じような問題は正解できます。
模試を受けると、本番で取りこぼしていたかもしれない問題を正解にすることができます。
簿記のおすすめ模試(有料/無料)
簿記の模試は資格スクールや予備校が開催しています。
無料で受けれるもの、お金はかかかるけど受ける価値のある模試を紹介します。
【有料】 資格の大原 直前対策セット(直前模試+公開模試)
資格の大原には直前対策セットというコースがあります。
通常の数カ月かかる講座ではなく、試験の直前に大原が作成した予想問題を講師の解説付きで解くことができ、さらに公開模試もセットで受けれるというコースです。
独学で勉強しただけでは不安な人の最終の確認や、公開模試を受けたい人にありがたいコースです。
直前対策セットは有料ではありますが、資料は無料請求できますのでまずは資料を見てじっくり考えてみてください。
【無料】 資格の大原 出題予想会/無料模擬試験
資格の大原のファイナルチェック問題を模擬試験会場で解き、その後に講師のポイント解説を聞くことができる模試を無料で受けれます。
無料模試ではこれが一番おすすめです。
といいますか資格の大原以外に有効な無料模試はないと思います。さすが老舗の資格学校といった感じです。
日程や会場の詳しい情報は公式サイトから確認できます。
【有料】 LEC東京リーガルマインド 公開模擬試験
LECの模試の特徴は開始時間・終了時間が本試験とまったく同じ時間におこなわれるところです。
ここまで徹底して本番の予行演習にこだわった模試は他にはないと思います。
もちろん専任スタッフの採点と解説講義もセットで受けれます。
簿記模試の申し込みは早めに
模試の日程は1カ月前からおこなわれるところが多いです。
一カ月前に模試を受けようと思ってもすでに申込みが締め切られている場合があります。
やる気があるのに受け損ねるのはもったいないので、申し込みはなるべく早めにしておきましょう。
まとめ:簿記の模試を受けるメリット
さいごに簿記の模試を受けるメリットを簡単にまとめておきます。
- 本番の予行演習になる
- 苦手分野の把握・再確認
- 模試で間違えたところは本番で間違えない(不安から重点的に復習する)
- 講師の解説が聞ける (独学では気づけない発見があるかも)
- 家では感じれない試験独特の雰囲気を経験できる
- 家より身が入って集中できる
試験に絶対に落ちたくない人は、模試を有効活用して万全の体勢で本番試験に臨みたいですね。
後悔しないためにも、利用できるものはどんどん利用していきましょう。
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